アイバニーズのギターの評判は?弾きやすさとRG・AZの選び方

当ページのリンクには広告が含まれています。

RG、AZ、Prestige、GIO。アイバニーズを調べると名前がいくつも出てきて、どこから選ぶか迷いませんか。

まず、RGやAZはモデルの系統で、Prestigeなどはその中にあるラインの名前です。これを知らずに価格順に並べるだけでは、自分に合う一本は探しにくいんです。

選ぶときは、その違いに加えて、ネックの握り心地とアームを使うかどうかを見てみてください。

薄いネックが好きならRG550のようなモデルがありますが、アームを使わないなら固定ブリッジのAZES31もあります。どちらが合うか、メーカー公表の仕様から比べていきましょう。

この記事のポイント
  • RG・AZと、Standard・Premium・Prestigeなどの違い
  • ネックの薄さだけでは分からない握りやすさ
  • アームの有無で変わる弦交換やチューニングの手間
  • AZES31・AZ24S1F・RG550がそれぞれ合う使い方
目次

アイバニーズの評判と選ぶときの注意点

アイバニーズを選ぶ魅力の一つは、ネックやピックアップ、ブリッジの組み合わせから、自分が使いたい仕様を探せることです。

ただ、選択肢が多いぶん、「アイバニーズは弾きやすい」という評判が、どのモデルにも当てはまるわけではありません。

たとえば、薄いネックでも、握ったときに物足りなく感じる人はいます。アームを大きく動かせる仕組みも、チューニングを頻繁に変える人には調整の手間が気になるかもしれません。

音についても、ロックやメタルの印象だけで使い道を決める必要はありません。メーカーのRGの説明でも、メタルを念頭に生まれた背景と、現在はジャンルを超えて使える設計の両方が示されています。

だからこそ、評判を読むときは「どの型番を、どんな使い方で評価しているのか」まで見ておきたいところです。その型番を探すときに混乱しやすいのが、シリーズとグレードの名前です。

RG・AZとグレードの違い

RGやAZは、主にギターの形や設計の方向を表す名前です。

たとえば、RGの中にもStandardやPremium、Prestigeなど複数のラインがあります。

つまり、「RGとPrestigeのどちらが上か」という比べ方はできません。RGの中にPrestigeがある、と考えると分かりやすいです。

名前選ぶときに見ておきたいこと
RGWizard系の薄いネックを持つモデルが中心。ブリッジやピックアップは型番ごとに違う
AZネックの握り心地と、ピックアップや切り替え機能の組み合わせ。Standard・Premium・Prestigeなどで装備が違う
AZESこれから始める人も考えた設計。AZES31は固定ブリッジ、AZES40はトレモロ付き
出典:Ibanez RG、Ibanez AZ、Ibanez AZES

この系統を選んだあとで、装備や仕上げにどこまで予算をかけるかを考えます。主なラインの見方は次のとおりです。

  • Standard:各系統の基本となるライン。まず欲しい仕様があるかを型番で確認する
  • Premium:ネックやフレット周りの加工、ハードウェアなどにも目を向けて比べたいライン
  • Prestige:メーカーが日本製の上位モデルとして案内するライン
  • j.custom:材の選定や細部の加工にこだわる、日本製の上位ライン

ただ、上位なら自分の手に合うとは限りませんし、欲しい装備がStandardで見つかることもあります。

たとえば、AZ24S1Fにもステンレスフレットやロック式ペグがあり、それが欲しいならAZ Standardから探せます。

一方、ギター本体の予算をもっと抑えたいなら、入門向けのGIOも比べられます。GIOの機種選びと購入前の確認点で、ピックアップやブリッジの違いを見ながら、欲しい機能がある一本を探してみてください。

反対に、上位モデルへお金をかけるか迷うなら、j.customの現行モデルとPrestigeの違いで、フレット端の加工や装備を比べてみましょう。

ただ、その違いが気に入っても、最後に確かめたいのは手に収まるかと、日々の扱いやすさです。

弾きやすさを左右するネックとブリッジ

グレードが分かっても、「薄いネックだから楽に弾ける」とはまだ言い切れません。

厚さだけでなく幅や握り方でも、手への収まり方が変わるからです。

その握り心地と一緒に見ておきたいのが、アームを使うかどうかです。弾いているときの便利さだけでなく、弦を替えたりチューニングを変えたりする場面まで考えて選んでみてください。

ネックの薄さと握りやすさは別

メーカー公表の寸法を見ると、同じアイバニーズでもネックは違います。今回比べる3モデルは、次の仕様です。

項目AZES31AZ24S1FRG550
ネック厚・1フレット位置20.5mm20.5mm17mm
ネック厚・12フレット位置22.5mm22.5mm19mm
ナット部分の幅42mm42mm43mm
スケール635mm648mm648mm
フレット数222424
出典:AZES31公式仕様、AZ24S1F公式仕様、RG550公式仕様

RG550は厚さが薄い一方、ナット部分の幅はほかの2本より広くなっています。

だから、手が小さいという理由だけで、一番薄いRG550を選ぶとは限りません。指が届くかと、握りやすいかは一緒に確かめたいところです。

店で触れられるなら、普段弾くコードと単音のフレーズを両方試すのがおすすめです。そのとき、親指をネックの裏へ置くか、上へ回すかによっても感触が変わります。

ただ、その感触が良くても、弦高が高ければ押さえるのは大変です。

指が痛くなるほど押さえづらいなら、ネックの形だけで判断せず、お店で弦高やネックの反りも見てもらいましょう。

RG・AZとほかの24フレットも比べたいなら、シャーベルギターの評判とDK24の選び方も見てみてください。ネックや高音域の弾きやすさに加えて、固定ブリッジとアーム付きのモデルを比べられます。

アームを使うかで変わる弦交換とチューニング

押さえやすさが合っていても、ブリッジの扱い方が自分の使い方に合わないと、日々の練習で手間を感じることがあります。

アームは、弦の張りを変えて音程を揺らすためのパーツです。使いたい曲にその表現があるなら魅力になりますが、使わない人は固定ブリッジも見てみてください。

固定ブリッジのAZES31には、アーム用のスプリングとの釣り合いを取る作業がありません。チューニングを変える場合も、その釣り合いが動くタイプのトレモロより手間を減らせます。

対してAZ24S1Fは通常のトレモロ付きで、RG550はナットとブリッジ側で弦を固定するダブルロックです。RG550のEdgeでは、弦の張りと裏側のスプリングの力が釣り合うように調整します。

そのため、弦の太さやチューニングを変えると、ブリッジの角度も見直すことがあります。

実際の調整や、ロックを緩める弦交換の手順は、メーカーのEdgeトレモロのマニュアルで確かめられます。買う前に一度見ておくと、使い始めてからの作業を想像しやすいです。

イメージ
アーム別のイメージ

ただ、この手間だけでアーム付きのギターを避ける必要はありません。弾きたい曲でアームを使うなら、そのために調整を覚えたり、お店へ相談したりする価値はあります。

僕なら、使う予定のないアーム付きのギターを「上位モデルだから」という理由だけで選ぶより、弾きたい曲で何をしたいかを先に考えます。

用途で選ぶアイバニーズのおすすめ3モデル

ネックの握り心地とアームの使い方が見えてきたら、欲しい音も合わせて3本を比べてみましょう。

最初の一本なら、本体以外にアンプやチューナーなどの予算も必要です。全部でいくらまで出せるかを決めておくと、ギターだけで予算を使い切るのを避けられます。

また、通販では出荷前の調整と保証の内容、中古ならネックやフレットの状態まで販売店に聞いてみてください。弾き始めたいときに困ったら相談できるかも、購入先を選ぶ理由になります。

AZES31:アームを使わない人の一本

AZES31

アームを使わずに始めたいなら、AZES31が選択肢になります。

こちらは固定ブリッジに、シングルコイルと呼ばれるピックアップを3個載せた22フレットのモデルです。スケールも635mmで、今回のほかの2本より短めです。

その短さのぶん、フレット間の距離も少し縮まります。コードで指を広げづらい人は、店頭でほかのスケールと弾き比べてみてください。

アームがないぶん、音の切り替えまで少ないと思うかもしれませんが、そこは違います。

AZES31にはdyna-MIX8という仕組みがあり、小さなスイッチとセレクターで8種類の組み合わせを使えます。シングルコイル2個を直列につなぎ、ハムバッカーのような音を狙う組み合わせもあるので、好きな曲を弾きながら使いたい音を探せます。

ただし、ハムバッカーそのものを載せたギターとは構成が違います。ハムバッカーが欲しい人や、アームも使いたい人は、次のAZ24S1Fと比べてみてください。

一方、アームは要らず、この音の切り替えを楽しみたいなら、AZES31を選んでいいと思います。

あとは、アイボリーの見た目が好きか、商品写真で確かめてみましょう。アンプなどもそろえるなら、付属品と本体価格を見て、そちらへ回すお金も残しておきたいところです。

AZ24S1F:ハムとタップを使い分ける24フレット

AZ24S1F

アームもハムバッカーも欲しいなら、AZ24S1Fが合うか比べてみましょう。ハムバッカー2個と通常のトレモロを備えた24フレットモデルです。

そのハムバッカーは、2つのコイルを組み合わせたピックアップです。AZ24S1Fではdyna-MIX10という仕組みで、メーカー独自のパワータップも含む10パターンへ切り替えられます。

ハムバッカーの音からシングルコイル系の音へ切り替えられるので、クリーンのコードと歪ませたリフで、ギター側の音も使い分けたい人に向く機能です。

音の切り替えに加えて、ジャンボサイズのステンレスフレットとロック式ペグも備えています。

AZ24S1Fのロック式ペグは、弦をペグの軸で固定する仕組みです。RG550のようにナットとブリッジで弦を固定するダブルロックとは違います。

こうした装備があっても、ネックはRG550のような極薄タイプではありません。握り心地と、スイッチを使い分けられそうかも合わせて確かめてみてください。

音の切り替えは、最初から10通りを使いこなす必要はありません。よく弾く曲で使う位置から覚えれば大丈夫です。

ただ、AZES31の音の切り替えで足りて、アームも使わないなら、無理に予算を増やさなくていいです。

ハムバッカー2個とトレモロ、ステンレスフレットが欲しいなら、AZ24S1Fを選んでいいと思います。木目が見える黒系のTKSが好みに合うか、販売ページの写真で確かめてみてください。

見た目も気に入ったら、ソフトケース付きの販売価格が予算に収まるかを見てみましょう。

RG550:薄いネックとEdgeトレモロを選ぶ理由

RG550

AZ24S1Fよりさらに薄いネックで、アームも使いたいなら、RG550が合うか比べてみましょう。

RG550のネックはSuper Wizardで、トレモロはEdgeです。RG550は日本製のGenesis Collectionに属します。

ピックアップは、ハムバッカー・シングルコイル・ハムバッカーの並びです。前後のハムバッカーに加えて中央のシングルコイルや組み合わせも選べるので、歪んだ音だけに使い道を絞らなくていいです。

ただ、RG550のEdgeには、弦交換やチューニングを変えるときの手間があります。曲ごとにチューニングを変えたい人や、弦交換を手早く済ませたい人は、その手間も考えて選びたいところです。

アームを使わないなら、RGという形が好きでも、固定ブリッジの型番を探す選び方があります。薄いネックだけを目当てに、ダブルロックまで必要だと思わなくていいです。

それでも「この薄いネックで、アームを使って弾きたい」という希望があるなら、RG550を選ぶのはありだと思います。

RG550を選ぶなら、ホワイトフラットの見た目を商品写真で確かめてみてください。Edgeの調整で困ったときに相談できるか、販売店の調整・保証の内容も一緒に見ておきましょう。

まとめ:自分に合う仕様から一本を選ぶ

アイバニーズを選ぶときは、グレードを上げることより、欲しい音とネック、アームの使い方が合うかを先に考えてみてください。

今回の3本なら、最後は次の条件で選べます。

  • アームを使わず、音の切り替えも楽しみたい:AZES31
  • ハムバッカー2個とタップ、通常のトレモロを使いたい:AZ24S1F
  • 極薄ネックとEdgeのアーム操作が欲しく、調整の手間にも付き合える:RG550

この条件に合う一本があれば、販売ページで好きな色と付属品、調整・保証まで確かめてみましょう。まだ予算や握り心地が引っかかるなら、価格を抑えた型番や、店頭で触れる一本も比べてから決めてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次