アニメを見てギターに興味を持った人にも、基礎を見直したい人にもおすすめ!
『ぼっち・ざ・ろっく!』の世界を楽しみながら、しっかり上達できる一冊です。
ギターの基礎の基礎から始められる一冊!
実際に映像見ながら上達したい人はこちら!
アニメを見てギターに興味を持った人にも、基礎を見直したい人にもおすすめ!
『ぼっち・ざ・ろっく!』の世界を楽しみながら、しっかり上達できる一冊です。
ギターの基礎の基礎から始められる一冊!
実際に映像見ながら上達したい人はこちら!
日本の音楽シーンを長年支えてきた「フェルナンデスギター」。
布袋寅泰さんやhideさんなど、多くの有名アーティストが愛用したことで知られ、これからギターを始める人からベテランまで、幅広い層に人気のブランドです。
しかし、「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」「専門的な評判は難しくてよく理解できない」と悩んでいませんか。
この記事では、フェルナンデスギターの良い評判から少し気になる評判までを徹底的に解説します。
モデルごとの特徴や中古で選ぶ際の注意点も分かりやすく紹介するので、あなたにぴったりの一本を見つけるお手伝いができます。
この記事を読めば、フェルナンデスギターの全てが分かり、自信を持って最高の相棒を選べるようになります。
【この記事でわかること】

フェルナンデスギターは、多くのギタリストから愛されていますが、その評価は一体どのようなものなのでしょうか。
ここでは、良い評判と少し気になる評判の両方から、ブランドの全体像を公平に見ていきます。
フェルナンデスギターが長年支持される理由、それは価格以上の品質と、プレイヤーへの優しさにあります。
特に10万円未満のモデルでも作りが丁寧で、これからギターを始める人にとって最高のスタートを切れると評判です。
ネックが比較的細めに作られているモデルが多く、手の小さい人でも握りやすいのが特徴。
この「弾きやすさ」が、練習のモチベーションを保つ上でとても大切なポイントになります。
多くのユーザーが評価するポイントをまとめました。
コストパフォーマンスの高さと、プレイヤー目線に立った設計こそが、フェルナンデスギターの最大の魅力と言えるでしょう。
もちろん、どんなギターにも個性があるように、フェルナンデスギターにも好みが分かれる点が存在します。
サウンドの特性として、高音域がキラキラと目立つシャープな音が特徴です。
この音が「カッコいい」と感じる人もいれば、「少し音が軽い」「低音の重みが足りない」と感じる人もいます。
また、一部の安価なモデルに搭載されているピックアップ(弦の音を拾うマイク)は、少しパワーが弱いという意見も。
そのため、購入後に好みのピックアップに交換して、自分だけのサウンドを作り上げるギタリストも少なくありません。
少し意外かもしれませんが、この「カスタマイズする楽しさ」も、フェルナンデスギターの魅力の一つと捉えることができるのです。
良い点と悪い点を踏まえると、フェルナンデスギターがどんな人にマッチするかが明確になります。
あなたの目的やスタイルに合わせて、最適な一本を見つけましょう。
フェルナンデスギターは、ギターを始める人に非常におすすめです。
弾きやすさと手頃な価格帯が、最初の一本として大きな安心感を与えてくれます。
特に「LE-1Z」のようなストラトキャスタータイプのモデルは、どんなジャンルの音楽にも対応できる万能さが魅力です。
BOØWYの布袋寅泰さんやX JAPANのhideさんなど、憧れのギタリストがいる人には最高の選択肢です。
本人モデルを手にすることで、モチベーションが上がり、コピーバンドなどで演奏する楽しさも倍増します。
見た目から入るのも、ギターを長く続ける大切なコツなのです。
2本目以降のギターとして、他の人とは違う個性的な一本を探している人にもぴったりです。
後述する独自技術「サスティナー」を搭載したモデルは、フェルナンデスならではの特別な機能。
これ一本で、あなたのギタープレイの表現力が格段に広がります。
フェルナンデスギターを調べていると、必ず「Burny(バーニー)」というブランド名を目にします。
この二つは兄弟のような関係で、作るギターの種類に大きな違いがあります。
簡単に言うと、フェンダー系のギターを作っているのが「フェルナンデス」、ギブソン系のギターを作っているのが「バーニー」です。
それぞれの代表的なモデルを表で見てみましょう。
| ブランド | ベースとなるメーカー | 代表的なモデル | サウンドの特徴 |
|---|---|---|---|
| Fernandes | フェンダー | ストラトキャスター、テレキャスター | シャープでキレのある音 |
| Burny | ギブソン | レスポール、SG | 太く甘い、パワフルな音 |
どちらが良いというわけではなく、あなたの好きな音楽やアーティスト、そして見た目の好みで選ぶのが一番です。
キレのあるカッティングが好きならフェルナンデス、重厚なロックリフを弾きたいならバーニー、というように、自分のスタイルに合わせて選んでみてください。
自宅で手軽にギターが上手くなりたいなら

フェルナンデスギターの魅力は、その多彩なモデルのラインナップにあります。
ここでは、ブランドを象徴する代表的なモデルを取り上げ、それぞれの評判や特徴を詳しく見ていきましょう。
フェルナンデスを語る上で絶対に外せないのが、この「TEJシリーズ」です。
伝説的なロックバンドBOØWYのギタリスト、布袋寅泰さんのトレードマークとしてあまりにも有名なモデル。
テレキャスターというギターをベースにしながらも、ボディのフチが削られていたり、ヘッドの形が鋭角的だったりと、オリジナリティあふれるデザインが特徴です。
そのサウンドは、見た目通りの鋭さとキレを併せ持ちます。
実は、TEJのサウンドはロックだけでなく、ファンクやポップスなど、リズミカルな音楽にも非常によく合います。
布袋さんのファンはもちろん、キレのあるギターサウンドを求めるすべての人におすすめできる、まさに名機です。
ロックシーンに多大な影響を与えたもう一人のカリスマ、X JAPANのhideさん。
彼が愛用したのが、変形ギターの代表格であるモッキンバードをベースにした「MGシリーズ」です。
強烈なインパクトを放つルックスと、重厚なロックサウンドを両立させたこのモデルは、今なお多くのファンを魅了し続けています。
一方で、より現代的でテクニカルな演奏スタイルに対応するのが「FRシリーズ」。
ストラトキャスターを基に、より滑らかに弾けるよう改良されたオリジナルデザインが特徴です。
弦の数を増やした多弦モデルや、独自技術「サスティナー」を搭載したモデルも多く、速弾きや複雑なフレーズを多用するギタリストから高い評価を得ています。
「ぞーさん」の愛称で親しまれる「ZO-3」は、フェルナンデスが生んだ世界的な大ヒット商品です。
その最大の特徴は、ギター本体にアンプとスピーカーが内蔵されていること。遊び心あふれる唯一無二の存在です。
ZO-3の最大の魅力は、アンプに繋がなくても、スイッチ一つで音が出せることです。
電池で動くので、自宅のリビングや旅行先、アウトドアなど、場所を選ばずにギター演奏を楽しめます。
この手軽さが、世界中で愛される理由です。
ZO-3は単なるおもちゃではありません。
基本的なモデルでも練習用として十分な性能を持っていますが、中には本格的なピックアップやサスティナーを搭載した上位モデルも存在します。
プロのギタリストが楽屋でのウォーミングアップに使うこともある、実用性の高さも魅力の一つです。
ZO-3は、様々なキャラクターやブランドとコラボレーションした限定モデルが数多く発売されてきました。
ハローキティやウルトラマンなど、ユニークでコレクション性の高いデザインが豊富です。
自分だけのお気に入りの「ぞーさん」を探すのも、楽しみ方の一つと言えるでしょう。
これからギターを始める人にとって、フェルナンデスは非常に心強い味方です。
中でも、最初の一本として特におすすめしたいのが、定番のストラトキャスタータイプ「LE-1Z」です。
どんな音楽にも合わせやすいバランスの取れたサウンドと、クセのないネック形状で、ギターの基本を学ぶのに最適なモデルと言えます。
ここでは、初心者におすすめの代表的なモデルを比較してみましょう。
| モデル名 | タイプ | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| LE-1Z | ストラトキャスター | 最も標準的で弾きやすい。3つのピックアップで音色の幅が広い。 | 何から始めれば良いか分からない、オールマイティな一本が欲しい人。 |
| TEJ-STD 2S | テレキャスター | シャープな見た目とキレのあるサウンド。カッティングが気持ち良い。 | BOØWYや布袋寅泰さんが好きで、カッコいい見た目にこだわりたい人。 |
| ZO-3 | ミニギター | アンプ内蔵で手軽。場所を選ばず練習できる。 | まずは気軽にギターに触れてみたい、遊び心のあるギターが欲しい人。 |
フェルナンデスでは、ギター本体に加えて、アンプ、チューナー、ピック、ストラップなど、演奏に必要な機材がすべて揃った初心者セットも販売されています。
「何を買えばいいか分からない」という悩みも、これ一つで解決。
届いたその日から、すぐにギターを弾き始めることができます。
初心者セットを選ぶ際は、付属するアンプの性能に注目しましょう。
自宅での練習がメインであれば10W程度の小型アンプで十分ですが、少しでも良い音で練習したい場合は、有名ブランドのアンプがセットになったものを選ぶのがおすすめです。
練習のモチベーションにも繋がります。
これから始まるギターライフを全力でサポートしてくれるのが、フェルナンデスの初心者向けモデルです。
まずは楽器店で実際にギターに触れてみて、自分にしっくりくる一本を見つけてみてください。
もしあなたが、ギブソン・レスポールのような、太くて甘い、パワフルなロックサウンドに憧れているなら、姉妹ブランドの「Burny(バーニー)」がおすすめです。
Burnyは、レスポールやSGといったギブソン系のギターのコピーモデルを専門に作っており、そのクオリティの高さには定評があります。
特に80年代から90年代にかけて日本で作られたモデルは「ジャパンヴィンテージ」として人気が高く、本家に迫るほどのサウンドと作りを持っていると言われています。
代表的な「RLGシリーズ」は、見た目もサウンドもレスポールの魅力を忠実に再現。
憧れのレスポールサウンドを、より手頃な価格で手に入れたい人にとって、Burnyは最高の選択肢となるでしょう。
自宅で手軽にギターが上手くなりたいなら

フェルナンデスギターは中古市場でも非常に人気があり、過去の名機をお得に手に入れるチャンスがたくさんあります。
しかし、中古ならではの注意点も存在します。ここでは、後悔しないための中古ギター選びのポイントを解説します。
中古ギターは一点ものです。購入前にしっかりと状態を確認することが、良い買い物をするための絶対条件となります。
特に、演奏のしやすさやサウンドに直接影響する部分は、入念にチェックしましょう。
一番重要なのはネックの状態です。ネックが反っていると、弦の高さが適切でなくなり、非常に弾きにくくなってしまいます。
以下のチェックリストを参考に、お店のスタッフに確認しながら選ぶのがおすすめです。
信頼できる楽器店であれば、販売前に基本的な調整やメンテナンスが行われています。
少しでも不安な点があれば、遠慮せずにスタッフに質問することが大切。納得のいく一本を見つけるための近道です。
フェルナンデスの中でも、特に1980年代初頭までに作られたギターは「ジャパンヴィンテージ」と呼ばれ、高い人気を誇ります。
この時代のギターは、良質な木材が使われ、日本の職人によって丁寧に作られているため、現行モデルにはない魅力的なサウンドを持つ個体が多いのです。
ジャパンヴィンテージを見分ける簡単な方法は、ヘッド(ギターの先端)にあるロゴのデザインを確認することです。
特に有名なのが「石ロゴ」と呼ばれるロゴで、1981年頃まで使われていました。
この石ロゴ期のモデルは、中古市場でも特に人気が高く、高値で取引される傾向にあります。
少し意外かもしれませんが、古いフェルナンデスのギターには、製造年を特定するためのシリアルナンバーが刻印されていないことが多いです。
そのため、ロゴのデザインやパーツの仕様など、総合的な情報から年代を判断する必要があります。
このミステリアスな部分も、ヴィンテージギター探しの面白さの一つです。
ジャパンヴィンテージの魅力は、単に古いというだけではありません。
長年弾き込まれることで木材が乾き、新品のギターにはない「鳴り」や「深み」のあるサウンドが生まれます。
もし中古楽器店で石ロゴのフェルナンデスを見かけたら、それは素晴らしい出会いかもしれません。ぜひ一度、その音を確かめてみてください。
中古フェルナンデスギターの価格は、モデルの人気度や年代、そしてギターの状態によって大きく変動します。
予算を決めて探す際の、おおよそな目安として参考にしてください。
ここでは、代表的なモデルの中古市場での価格帯を見ていきましょう。
| モデルシリーズ | 価格帯(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| ZO-3シリーズ | 1万円台 〜 3万円台 | 最も手頃な価格帯。限定モデルは少し高くなることも。 |
| FRシリーズ | 2万円台 〜 8万円台 | サスティナー搭載の上位機種や状態の良いものは高値になる傾向。 |
| TEJシリーズ | 3万円台 〜 10万円以上 | 布袋寅泰モデルは特に人気が高く、価格も高騰しやすい。 |
| ジャパンヴィンテージ | 5万円台 〜 20万円以上 | 石ロゴ期など、希少価値の高いモデルは高価。コンディション次第。 |
これらの価格はあくまで目安です。
特にジャパンヴィンテージは、一点ものの価値があるため、相場は常に変動します。こまめに中古楽器サイトをチェックするのも、良いギターと出会うコツです。(参照:デジマート)
2024年7月、フェルナンデスは事業を停止し、自己破産手続きを開始したというニュースが発表されました。
長年のファンにとっては非常に寂しいニュースですが、今持っているギターや、これから中古で手に入れるギターの今後について不安に思う方も多いでしょう。
結論から言うと、一般的なメンテナンスや修理は、これまで通り楽器店やリペアショップで問題なく受けられます。
ネックの調整や消耗パーツの交換など、基本的なメンテナンスはどのブランドのギターでも共通だからです。
ただし、サスティナーなどフェルナンデス独自のパーツが故障した場合は、純正部品の入手が困難になる可能性が考えられます。
そのため、特にサスティナー搭載モデルを中古で購入する際は、その機能が正常に動作するかを今まで以上にしっかりと確認することが重要になります。
自宅で手軽にギターが上手くなりたいなら

フェルナンデスギターが高い評判を得ているのは、単に品質が良いからだけではありません。
他のブランドにはないユニークな技術と、日本の音楽シーンと共に歩んできた豊かな歴史が、その魅力に深みを与えています。
フェルナンデスを象徴する技術、それが「サスティナー」です。
これは、スイッチを入れるだけで、弾いた音をどこまでも無限に伸ばし続けることができる、魔法のようなシステム。多くのプロギタリストが、この機能を使って独特なサウンドを生み出してきました。
サスティナーは、フロントピックアップ(ネック側のマイク)の位置に取り付けられた特殊な装置です。
弦の振動を電気信号に変えるだけでなく、逆に磁気の力で弦を強制的に振動させ続けることができます。
これにより、通常ならすぐに消えてしまうギターの音が、電池が続く限り伸び続けるのです。
サスティナーには、主に2つの種類があります。
一つは、機能をシンプルにした「サスティナーライト」。そしてもう一つが、音を伸ばすだけでなく、全く違う高さの音(ハーモニクス)を混ぜることができる「フルモードサスティナー」です。
このハーモニクスモードを使うと、まるでフィードバックのような、幻想的で美しいサウンドを作り出すことができます。
サスティナーの最大の魅力は、ギターの表現力を劇的に広げてくれる点にあります。
ロングトーンを使った泣きのギターソロや、今まで不可能だったようなトリッキーなフレーズも可能になります。
まさに、フェルナンデスにしか出せない音。この独自性が、多くのギタリストを惹きつけてやまないのです。
フェルナンデスの歴史は、日本のロックミュージックの歴史そのものと言っても過言ではありません。
1969年に創業し、当初は海外有名ブランドの高品質なコピーモデルを製造していました。
その高い技術力は当時から評判で、多くのギタリストの支持を集めます。
そして、ブランドの運命を大きく変えたのが、80年代以降のアーティストとの積極的なコラボレーションです。
時代の最先端を走るアーティストたちの要望に応え、数々の独創的なギターを世に送り出してきました。
常にプレイヤーと共にあり続けたその姿勢が、フェルナンデスというブランドを特別な存在にしたのです。その輝かしい歴史。
なぜ、多くのプロギタリストがフェルナンデスを選んだのでしょうか。
その理由は、第一に安定した品質と信頼性の高さにあります。
過酷なライブツアーでも常に最高のパフォーマンスを発揮できる、そのタフさがプロの現場で求められました。
そしてもう一つは、アーティストのわがままな要求にも応える柔軟な開発体制です。
「こんなデザインのギターが欲しい」「こんな機能は付けられないか」といった、アーティストの理想を形にする技術力がありました。
布袋寅泰さんのTEJやhideさんのMGは、まさにその象徴です。
アーティストの創造性を刺激し、共に新しい音楽を作り上げていく。そのパートナーシップこそが、フェルナンデスが多くのプロに愛された最大の理由なのです。
自宅で手軽にギターが上手くなりたいなら
この記事では、フェルナンデスギターの評判について、良い点から悪い点、モデルごとの特徴や中古の選び方まで、詳しく解説してきました。
フェルナンデスは、これからギターを始める人から、特定のアーティストに憧れる人、そして個性的な一本を探すベテランまで、あらゆるギタリストの期待に応えてくれる素晴らしいブランドです。
たくさんの情報がありましたが、大切なのは、あなたがどんなギターを弾きたいか、どんな音を出したいかです。
ぜひ実際に楽器店に足を運んで、気になるフェルナンデスギターを手に取ってみてください。きっと、あなたの音楽ライフを豊かにしてくれる最高のパートナーに出会えるはずです。